Category Archives: Symbian
Nikita
Hulu でDoctor Who をコンプしたので、次のドラマを探していたら、Nikita が目に留まった。リュック・ベンソンの映画はあまりにも有名だけど、残念ながらこの映画は観ていない。でも、プロットはおおまかに理解している。でも、そんなことより思い出深いのは、2社目の転職先での最初のプロジェクト名が、Nikita だったのだ。残念ながら、そのプロジェクトはフィンランドにトレーニングに行っている間にキャンセルになってしまったけど、今考えても野心的なプロジェクトだった。
そんなことを思い出しながら、Nikitaの第一話を観た。結構楽しめた。
久々のhack 2
今日も少しだけhackをしてみた。でも、まだコードは書かない。「コードを書かない、ハッカー」と言うのも「喋らない通訳。」みたいでありかもしれない。とりあえず、705NK のアドレス帳のオプションを埋められるだけ埋めてみて、挙動を解析してみた。自分が会社を辞めた後に出てきた旗手なのでイマイチなじみがないな…。
この頃のヤツは ShiftJIS を使っているのね。プログラムの中身は UTF-8 なのにね。
そんな感じで今日は秋葉原にまたまた買い物。週末はほとんど秋葉原だな。でも、今日は雨が鬱陶しかったので買い物を済ませるとさっさと帰ってきた。とりあえず、スペーサを入手。どうでも良いのなら近所のホームセンターでも手に入るけど、長さを指定するような場合は秋葉原に行かないと手に入らない。ちょっとスペシャルなヤツを8本。必要な分だけ買う。最近はかんばん方式。在庫は持たない。帰りに無印良品でPPケースを購入。結構嵩張るし、雨降りなのでプールは断念。
明日の仕込みの確認をしつつ、Xファイルを堪能する。やっぱり、よくできているわ。これ。普通に楽しめるもんね。
来週から時間を見つけて、hackをコードに落とし込むか…でも、その手順じゃ普通の「設計&実装」と変わらないな。でも、加齢のせいかな?素早いhackができなくなったのかも?
Symbian OS Architecture(書評)
個人的には iPhone のアプリケーションの開発を行っているが、仕事柄ケータイの他のシステムも調査しなければならない。特に Symbian はその初期のころから付き合いがあるので、継続的に動向をウォッチしている。
ウェブマスターが最初に Symbian (当時は EPOC)を手がけたときに、イギリス人の上司が「システムの特徴は、一度電源を投入したら、そのまま使われることだ。そこのところを踏まえて、よく勉強してください。」の旨を言っていたのを思い出す。
さて、ケータイ電話の進歩は凄まじい。特にニホンのケータイは「ガラパゴス」と揶揄されるように、世界のケータイとはまた別の方向に技術的にも社会的にも進んでしまった。(必ずしも進化と結びつかないことに注意)ただ、通信の基本部分とそれを実現する部分にニホンとそれ以外のプロダクトに違いはない。このように進化してしまったケータイであり、いまから学びなおすのは大変だが、昨今ではそのソフトウェアアーキテクチャはメジャープレイヤーが順当に生き残った。
1.Symbian
2.WindowsMobile
3.iPhone OS
このほかにも Android やマニアしか知らない Apoxi あるいは他のチップベンダーが出しているプロプライエタリなプラットフォームが存在する。
実際にケータイ開発に携わっている人ならある程度の資料の入手が可能であるが、一般人では公開されたものやインターネットなどでの評判を聞くしかない。
前書きがだいぶ長くなったが、本書は Symiban のアーキテクチャの進化の歴史とその特徴をまとめたものである。もし、ケータイ関連のソフトウェア開発に携わるのあれば、一読しておくことをお勧めする。
特にメモリ関連やクライアントサーバシステム、メッセージングなどは他のシステムと対比すると、非常に楽しめる。
筆者自身は現在は iPhone のドキュメントを通読(痛読?)しているところである。比較することで、そのシステムのフィロソフィーを学ぶことが出来る。いずれにしても、ベース部分がないと比較のしようがない。日本語で読める本書を最初に紐解き、ベース部分の概略を押さえた上で他のシステムのドキュメントを読むことを強くお勧めする次第である。
BT キーボード
最近、妄想にとりつかれているのが、BTキーボードだ。702NK も既にリリースされているが、日本語のハンドリングが出来ないことが指摘されている。
と言うことで、どの様にすれば日本語が使えるか考えてみた。
まず、一般的なキーボードのプロファイルであるHIDではあまり、うまくない。 SymbianOS 搭載機はマルチタスクである点を利用する。原理はこうだ。BT の別のプロファイルである RFCOMM を利用する。RFCOMMで受けたシリアルの入力を変換してキーボードのイベントとして、メッセージングするわけだ。内部にステートマシンを保持してキーボードのステータス(英語モードか日本語モードなど)をハンドリングする。
最近、BTのゲームコントローラが出たが、多分同様の原理で動作していると思われる。
要はBTの出力があればいいので、PCなどで用いてエミュレーションしてみようと思う。
実機に落とし込むときはこんなデバイスを使えばスマートになるかもしれない。