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書評: フォン・ノイマンの哲学

およそ、コンピュータ関連で飯を食っているものであれば、コンピュータアーキテクチャの大別として、「ハーバードアーキテクチャ」と「プリンストンアーキテクチャ」を聞いたことがあるかもしれない。ハーバードとプリンストンは言わずとしれたアイビーリーグの雄であるが、コンピュータアーキテクチャでもその覇を競っていたと言える。後者は別名、ノイマンアーキテクチャと呼ばれ、不世出のマルチな天才である、ジョン・フォン・ノイマンによって開発された。
本書ではその生い立ちから業績、奇行、その他が余すことなく書かれている。終盤にがんの痛みの譫妄の機密漏洩を防ぐためにMPが配置されたのには些かの皮肉を感じる。近代科学の道筋を再確認したい人には勧められる良書である。

書評: ローマ帝国衰亡史

 元々、こちらの本はすぐに去年読んだ、アイザック・アシモフの「ファウンデーション」シリーズの読了後に取り掛かりたかったが、難しいと思われた…理由として、ローマ史(世界史)の知識が無いので、多分読みきれないだろうという事で、先に「ローマ人の物語」に取り組んだのだった。内容については、ローマ帝国の栄枯盛衰ではなく、後半の「衰亡」に焦点が当てられている。それなりにローマ時代を知っている人であれば、知識の確認やエドワード・ギボンの示唆、洞察力を楽しむことが出来ると思うので、おすすめできる。しかも文庫本は最近、アップデートされたので、はじめにに「現在のコロナ禍」との対比を訳者が述べているのも読に値する。

書評: ローマ人の物語 (1-43)

 元々、この本自体はナニかの拍子に話題になることが多いので、興味を持っていた。少し調べてみると文庫本で43巻の大著である。年初に取り組むべきテーマとしては丁度いい。読了したのが7月の終わりなので、ほぼ7ヶ月かかったことになる。平均すると6冊/月となる。一週間に一冊以上のペースなので、自分にとってはかなりのハイペースになった。この本に関しては賛否両論(賛成が多いと思う)があると思うが、読んでおいてよかったなと思う。何より読み切れたという自信になるし、ローマ時代の通史としては好著だと思うのだ。

書評: ソムリエ世界一

書評: ロボットと帝国(上下)

書評: 夜明けのロボット(上下)

書評: 暁の魔王

書評: はだかの太陽

書評: 鋼鉄都市

書評: 大宇宙の墓場