Monthly Archives: July 2006
機能アップ
EZ-CNCの機能アップを試みている。
CNCは刃物が高速で回転しているし強いトルクでX-Yテーブルを動かすなど、極めて危険な代物である。安全面には十分、気をつけて臨まなければならない。
盛り込める安全策は全て盛り込むつもりで製作するわけだ。また、こういった安全サイドの対策は人身事故を防ぐだけではなく機械にもやさしい場合が多い。
今回の改良点はソフトウェア的に盛り込んだリミットスイッチである。EZ-CNCのホストソフトウェアはステップパルス数をセットしながらと同時にコントローラが保持しているパルス数の読み込みも行っている。このパルス数の積算が一定の量を超えたら、軸のステップモータを停止する。ソフトで実装しているのでコストは0。こういうのは何度も言ったけど、本当に好き。
テーブルサイズは任意の大きさが入力できる。でも、まだ保存機能を付けていない。この辺も直していかないと…
やる人がやれば…
昨日のブログでは、ヘタレな内容を書いてしまった。
32bit が不自由な SDCC と書いたわけだが、本当に不自由なのは俺のほうだったわけだ。
こちらの方からアドバイスをいただいた。俺のコードより全然良い。
このコードが奏功して、かなりまともになった。これで 32bit データのやり取りも簡単に出来そうだ。
ファームウェアもいくつかの点で機能拡張したいので、このアドバイスは貴重な戦力になる。
多謝。
SDCC って
ファームウェアのバグが取れた。このバグはかなりストロングなバグでNCとして使うには致命的なものだった。なんせ、送りをした時に設定した点を通過してしまうのだ。当然、ホームポジションに戻すときも通過してしまう。これも必ずしも全部の設定でそうなるわけではなく、なったりならなかったりなのだ。
どの設定値の時に発生するかを調べることにした。けっこう、まちまちだったがなんとか傾向がつかめた。32bit 変数が少し不自由な SDCC の場合は、トリッキーなワザが必要になる。嘆いていてもしょうがないので、対症療法でなんとかバグを沈静化した。
まぁ、なんとか使いやすくなった。パーサを入れれば出来上がりだな。
プログラムの修正
細かい不具合がいくつか見つかったので、EZ-CNCのホストプログラムを修正した。こうやって、品質を上げていくのだ。開発環境と実行環境が近いので、すぐにデバッグが出来る。
ページまとめてみました。
今までの作業内容をまとめてみました。
やっている時は必死だったけど、俯瞰すると大した事をしていないような…。
いくつか不具合があるから早いとこ、完全なCNCにしないとだな…。
http://www.teamknox.com/EZ-CNC/EZ-CNCj.html
がんばります。
送り機構使ってみました
着々と…
こちらの方のページを参考に、制御用のPCを取り付けるフレームを組んでみた。
とりあえず、ハードは細かなものを作るだけで終わりそうだ。
1.延長ケーブル
2.コントローラユニットブラケット
1.は既に部品は購入してあるので、組むだけ。
2.に関しては設計(って言うほどじゃないけど)は終わっているので、材料(アルミアングル)を買ってくる。
後はZ軸だけになるね。