Demo-PC
(Zero-spindle PC)

 ムーアの法則は終焉を迎えつつあると思うが、単なる展望を経営ビジョンとして掲げ、その実現に注力してきたインテルには賛辞を惜しまない。その成果の一つとしてモバイル用のSoCが普通のデスクトップPCのCPUとしてかなり使える所まで来た。そこでモバイル用に開発されたSoCのBraswellのマザボをZero-Spindleつまり、HDD, DVD,冷却ファンなどのモータを使っている部品を全て排除したPCを製作しようと言うのが今回の目標である。

 モバイル用のSoCは低消費電力を目指して設計されるが、それに加えてバッテリーの消費低減と低発熱(もっともこれらは密接な関係があり、どれか一つをとり出して語れるものでは無いが…)このモバイル用をデスクトップとして使う。つまり、常時給電を行い充分な冷却も同時に行いパフォーマンスを高めるという文脈だ。これを始めたのは、なにも今回のSoCに限らない。NvidiaのTegra3を用いてゲームコンソールを用いたクラウドファウンディングのOuyaが挙げられる。

 話は少し飛ぶが、Web-Masterが好きなテレビ番組にWheeler Dealersがある。旧車を買い上げて、自分でレストアする過程を楽しみ、それを転売する。コンピュータでも同じ事が出来ないかと考えてみた。コンピュータも1976年にAppleが販売されて、もう40年だ。国産、外国産を含めて様々な機種が発売されたが、クルマとコンピュータが致命的に違うのは、旧車はある程度の実用に供する事が出来るがコンピュータではそれが出来ない。インテリアとして楽しむにしても、狭い部屋では場所ふさぎだ。ただ、昔日のPCのデザインは面白いし、VA/VEが進んでいないから個性的である。コンピュータ全体の処理性能では全く比較しても意味がないが、逆に現在の部位と直接に比較出来る場所に関しては秀逸である事が多いわけだ。そこで使える部分を使う。キーボードはその最たるものであろう。Web-Masterの憧れだったPCはNeXTのキューブコンピュータだ。たまにebayなどで掘り出し物があるが、先述のとおり実用には供しないし、狭いWeb-Masterの部屋には置き場がない。このNeXTのキーボードを使えるようにするし、キューブ型のデザインも踏襲する。