ハード
筋斗雲は自分でパーツを買い集める、いわゆる自作 PC である。以下のパーツから構成されている。
- マザボ
- GigaByte GA-525TUD
- PCI が使える。
- HDD が4台使える。
- ケース
- HD Master Mini
- HDD
- WD20EARS x 2
- WD10EARS x 1
- WD10EARS x 1
- PT2
- カードリーダ
- その他
- B-CAS カード
- 奥沢一丁目
- 自作 HDD LED 配電ケーブル
mini-ITX で Atom の構成。省電力にするために CPU は Atom を用いる。CPU clock は 1.8GHz であるが、サーバなので処理が間に合うギリギリのクロックにしてさらに省電力にすると良い。インターラクティブな処理やグラフィックの処理はほとんどないので、ION などの付加機能はなくても困らない。今回のマザボの選定基準は
後述する PT2 が PCI バスのため。
RAID1 を組むため最低2台は必要。その他に録画データ用のハードディスクを導入するため。
を基準に選んだが、かなりクセのあるマザボである。特に linux で使うときはネットワークドライバの取り扱いなど苦労すると思われる。
このケースの特徴はホットスワップベイが4基装備。もちろん、ホットスワップさせるためには OS やマザボにも仕掛けが必要である。今回、PCベースの NAS を構築しようと考えた直接の動機がこのケースを目にしたからである。サーバには光学ドライブは特に必要はないので、そういう余計な物がつかないのがイイ。また、ケース自体にカタマリ感があるのでサーバらしさをさらに醸しだすと思う。
インターラクティブな処理ではなく、連続運転が基本のサーバなので速度よりも低消費電力や低発熱に主眼をおいた HDD を選ぶのが原則である。今回、利用している HDD は以下のとおり
RAID 構成用、比較的重要なデータを格納する
テレビ録画用。生データの一時保管用
各種 Web ソフトの実験用
アースソフトから発売されている実験用のチューナ。
NTT-ME SCR3310-NTTCom カードリーダは色々あるが、動作実績から選定。
PT2 には付属していないので各自で入手する
内蔵 USB のピンヘッダに対応した USB Aコネクタ取り出しアダプタ。上記のカードリーダを筐体に内蔵するので内蔵 USB を活かすためにこのアダプタを用いた。
マザボには HDD LED のピンヘッダが1本しかなかったので、ケースに合わせて LED が分配できるようにした。